男の厄年とは何?何が起きる?厄年の年齢と早見表のまとめ!
厄年とは昔から災いが多く振りかかる年齢といわれ、男女ともに生きていく上で必ず迎える事になります。 神社仏閣では毎年厄年早見表によって告知されるほど深く浸透している厄年について、男性の厄年は何歳なのか、厄年を迎えたらどうしたらいいのかをまとめてみました。

男女ともに迎える厄年とは、日本の風習のひとつ

厄年という言葉、良く聞きますね。悪いことが起きる、というようなネガティブなイメージしかないですが、そもそも厄年とは何か、何歳のことをいうのか、ご存知ですか? 日本には古来からの風習というものがあります。日本人である私たちは長年にわたって伝えられてきた、その土地ならではのならわしやしきたりといったものを重んじて、日々生活しています。季節や年齢などの節目節目にある色々なイベントも、祝い事、祀り事、祓い事など、古くからのならわしやしきたりに基づいたものです。 厄年もそんな風習の一つで、厄災が多く振りかかるとされる年齢のことを言います。科学的にも医学的にもなんの根拠のないものではあるのですが、日本では今でも根強く浸透していて、信じている人が多く、「厄年になってからなんだかついてないことが多い」とか、「けがや病気などの不幸が続いて気づいたら実は厄年だった」などということも良く聞く話ですね。

厄年とは?

そもそも厄年とは、生きていくうえでの昔の人々の知恵や経験が迷信となり伝えられているとも言われます。厄年といわれる年齢は、人生の転換期であり、節目の年であるということから色々なイベントも増える時期となります。そんな時期には特に自身のおこないや体調に留意しなさいという教えとでもいえるかもしれません。 厄年という風習を信じるのも信じないのも、それぞれ個人によるところだと思います。でも、やっぱりどこかで厄年という言葉を耳にすれば、厄年とは何歳のことをいうのか、自分がいま何歳で、厄年に当てはまるのかどうか、気になってしまいますよね。

厄年は男女によって違う

厄年とされる年齢は何歳なのでしょうか。ご存知の方も多いかも知れませんが、厄年は男女によって違います。男性の場合、25歳、42歳、61歳が厄年といわれます。この年齢は一般的に数え年で計算されますが、地域によっては満年齢で計算されることもあります。 25歳というとちょうど青春期ともいえ、社会に出てその責任が重く問われる時期ですね。今までの伸びやかな学生生活とは違って、環境が大きく変わってくる頃です。卒業、入社、早ければ結婚など、人生の大きなイベントもいろいろです。 次の42歳は厄年の中でも大厄といわれ、特に気をつけたい年といわれます。ちょうど42歳という年になると中年期となり、男性は特に仕事で中間職につくなど、部下もできて責任がさらに増す頃です。また、結婚して子供も生まれ、一家の長として家族を養っていかなければならない、という男性ならではの意識もあり、精神的にも肉体的にも疲労する時期にあたりますね。 61歳は退職という新たな人生の大きなイベントを経て、第二の人生を歩み出す頃です。第一線で毎日一生懸命働いてきた男性にとっては生活ががらりと変わる高年期ですね。生活が変わるだけでなく、体調の変化にも気をつけたい年齢になります。

厄年は前後合わせて3年間

厄年はその年齢の時1年間だけでなく、その前後に1年間ずつ前厄といわれる厄年の前兆が現れる年、後厄といわれる厄の恐れが薄れていく年があり、前厄、本厄、後厄の3年間をまとめて厄年というのが一般的です。その期間は同様に注意するべきであるといわれています。これについても、その地域によって前厄、後厄を考えないところもあるようです。 3年間も悪いことが続くのかと思うとちょっとげんなりしてしまいますが、実際には3年間ずっと不幸が続くというよりも、どこかでなにか災難が降りかかりやすい3年間ととらえるほうが無難かもしれません。どちらにしろ、注意したい3年間であることには間違いないと言えますね。

厄年早見表でみる、2024年に厄年を迎える男性

令和6年(2024年)の今年、厄年を迎えるのは何歳の男性か見てみましょう。毎年、年の初めには厄年表という年齢早見表がでてくるので、それを参考にすると便利ですね。今年の厄年は平成12年生まれの25歳、昭和58年生まれの42歳、昭和39年生まれの61歳です。そしてその前後1年に生まれ年である男性も、前厄、後厄にあたるので注意が必要と言うことになります。 毎年、新年を迎えると神社やお寺へ初もうでに出かける人も多いかと思います。たいていの神社やお寺にはその年に厄年を迎える人の年齢早見表が貼り出してあります。そこで見かけて、はじめて自分が厄年だったと気づく人もいるかもしれませんね。厄年年齢の早見表が貼り出されるほど、日本にはすっかり浸透しているというわけです。 毎年カレンダーや新聞などには年齢早見表が付いてくることがあります。昭和生まれと平成生まれがたくさんいる昨今では、自分だけでなく周りの人の年齢や厄年も、早見表で簡単にチェックできるので助かります。

男性の厄年で起きること

ここまで厄年についてみてきましたが、厄年には何か起きるのでしょうか。一般的には、個人的についてないことが多く続くといった小さなことが多く話題になりますが、時には大けがをしたとか、大病を患った、事故にあったという大事まで色々です。他にも、男性の場合は特に仕事上で大きなミスをするとか、降格、左遷といった社会的な部分に災いが出るといった話もあるようです。 厄年とは、自分の身に直接災いが降りかかるだけではなく、身内でけがや大病を患う人が出たり、他界してしまう人が出るとか、自分でない身内の誰かに災難が及ぶということも一般的に考えられているようです。このあたりは、結果論のようなところありますが、その人の年齢的に、かかわる周りの人間の年齢なども関係しているかもしれませんね。

厄年の男性が注意したいこと

厄年には不運を呼ぶ時期とされるので、新しい事を始めないほうが良いといわれます。昔から、日本的では新しい事を始めるのは暦を調べて運気のいい時を選びますよね。厄年の男性は転職や家を建てるなど、自分の意思で人生の大きなイベント事を始めない方が良いとされます。 人生の節目ともいえる年齢は体調の変化にも十分注意したいですね。とくに男性は社会に出て仕事によるストレスも多く、私生活だけでなく仕事関連のイベントなどでも忙しいものです。厄年に関係なく、何歳になっても健康でいられるために、日々健康チェックをしたり、定期的な健康診断は受けておきたいものです。

厄年の男性の過ごし方

信じる人と信じない人に大きく分かれる厄年ですが、厄年だからといって、必要以上に不安になることはありません。日々の生活も普段と変わりなく過ごしながら、厄年というイベントを統計学的にとらえ、環境が変わったり、それに伴い、また年齢的にも体が変わりやすい年齢に差し掛かったと思って、体調管理に気を付けていくといいかもしれません。

厄年を迎える男性は厄払いを

厄年には神社仏閣にて厄払いをしてもらう人も多いですね。信じていてもいなくても、やはり悪いことが起きるといわれるのは嫌なものです。 厄払いとは、厄落とし、厄除けなどと同じことで、神社仏閣で厄災を除くために祈祷することです。それぞれの神社やお寺によって違いはありますが、一般的にはその年の節分の日までに行うのが良いとされます。 厄払いというと神社やお寺へ行って厄払いの祈祷し、お札やお守りなどのをいただいてくるというのが一般的ですね。その他にも、その地域によって、厄除けまんじゅうを食べるとか、厄祝いといって宴会を開き、みんなに厄を分けて持って行ってもらうとか、その地方独特の方法もあるようです。

厄払いは必要?

厄年とはただの迷信だと信じていなくても、あとで何か悪いことが起きた時に「あの時お祓いをしておかなかったから」と後悔したくはないですよね。とくに男性の場合は妻子を持ち、家族を養うという責任が大きいので、大事は起きないのに越したことはありません。 また、厄年の災難は自分の身に直接降りかかるよりも、周りの人間に影響することの方が多いというのがネットでも話題になっています。自分の身に起きることなら多少は我慢できても、他人に影響するのは嫌ですよね。 何か起きたとしても、厄年のせいにしないという人は厄払いを受ける必要はないかもしれません。でも、少しでも気になる場合はしておいた方がいいのかもしれませんね。すべては気の持ちようではあるのですが、厄払いをしてなくて何か起きた時には後悔してしまうでしょうし、厄払いをしておけば何か起きても「おかげでこれだけで済んだ」と思えそうです。

男の厄年とうまく向き合い、上手に乗り越えよう

男性の厄年について色々まとめてきましたが、厄年は、人生の転換期である年齢においてのイベントの一つとしてとらえ、自分の生活や家族、自分の体と改めて向き合ってみるいい機会だと言えそうです。 何歳になっても健康で、家庭でも社会でも頼れる男性として、明るく楽しく充実した毎日を過ごしていきたいですね。
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