
彼女に甘えると言うと、男らしくない感じがしませんか?
ですが決してそのようなことはなく、彼女の側でも過剰になりすぎない範囲であれば甘えてくる彼氏の言動を可愛いと思うもの。彼女へ甘えるポイントをしっかり押さえれば、ラブラブ度もアップしますよ!
意外性が関係を深める?
彼女ができた男性は、彼氏らしくありたいと考えるもの。基本的には自分で思い描いている「理想的な彼氏」へ向かって、いろいろと努力することになります。男らしく彼女を引っ張っていきたいという考えも、そのひとつでしょう。頼りになる彼氏にそばにいてもらい、心強いと話す女性もたくさんいます。
ただ、カップルの一方だけが主導権を持っているともう一方が「弱い立場」に追いやられてしまいます。またいつも自分で決めて相手は言われるがままという状況が続くと、刺激がなくなり関係が停滞してしまうことにつながりかねません。彼女がいつも「うん」と言うだけでは、本当に思っていることもわからないわけです。
そこで、普段から男らしくふるまっている男性には彼女へ甘えることがおすすめ。まったくそんな素振りなど見せなかった彼氏が甘える言動をすると、その意外性がカップルの関係を深める可能性もあるのです。
いきなり彼女に甘えることで男らしくないって思われない?
元から人に甘える感じがあったのであればいざ知らず、今まで頼りになる彼氏になろうとがんばっていて突然彼女に甘えるとなると、やはり不安があるでしょう。女性に甘えるという行為には、男らしくないイメージがあります。当然、彼女にそんなマイナスな印象を持たれたくないという心理がはたらくものです。
ですが、そこまで心配する必要はありません。以前に行われたアンケート調査の中で、8割近くの女性が「男性は甘えん坊だ」と回答しているのです。つまり、どんな男性にも彼女へ甘える「素養」があると考えられているということ。
そして実際に甘える彼氏と交際した経験がある女性の割合も、7割を超えていました。少しばかり甘えてみたからといって、すぐに男らしくないという烙印を押されることはないでしょう。
かわいいなんてあり得るの?甘える彼氏に対する彼女の反応
普段から堂々とした印象の男性が彼女へ甘えると、むしろその言動が可愛いと思われるかもしれません。物理的にも普段から一定の距離を保っている彼氏であれば、それよりも近づいてスキンシップを図ることも効果的。たとえば彼女に膝枕してもらうことは甘える行動としてわかりやすいものであり、いつもそのようなことがなければときめきにもつながります。
食べ物、飲み物をちょっと分けてほしいと頼んでみるようなこともまた良し。口で言うだけでなく口を開けて待ってみるアクションも一緒にしていると、その言動が可愛いと受け取られる場合が少なくありません。
そのほかいつもは彼女の生活に配慮して電話での連絡を控え目にしているならば、少し迷惑かもしれない時間帯に連絡することがプラスになり得ます。「どうしても声が聞きたいから」といって甘えると、彼女も必要とされていることにうれしくなるものです。
損してる?彼女に甘えるのが苦手な男性
「可愛い彼女のために」とがんばり続けている男性は、当然ながらどんどん疲れていってしまうことに。ストレスが蓄積されていき、それを発散する場も見出すことができません。本来であれば彼女といることで息抜きになり、癒しを得ることもできるはず。ですが彼女への思いから無理をしてまでがんばっていると、やがて限界に達してしまうでしょう。
その点、彼女へ良い具合に甘えることができればそれが良いガス抜きになります。情けないと思われるところまでを見せてちょっと甘える言動をすることで、またモチベーションを高めることにも。
そこが苦手であると、彼女へなかなかすべてをさらけ出すことができていない状態であるともいうことができます。彼女に隠しているところがあるとすると、実はお互いにとって「損」になっているのかもしれません。
そんなに深刻に考えなくて良い?彼女に甘えるとは
経験がない男性は、「彼女に甘えるとはどういうことなのか」と悩んでしまうかもしれません。甘える行為といえば女性に見られるものだというイメージを持つ男性も多く、その言動を男女入れ替えて考えると気持ちが悪いようにも感じられます。
ですが、なにもそのように深刻に考える必要はありません。いつもがんばっていて、つらいと感じたときにそれを隠さないでいるだけでも大丈夫。たとえば仕事で大きな失敗があったときには、落ち込んで当然です。ですが、「戦場」でもある職場で誰かに甘えることなどできません。
そんなときに彼女の前で素直に落ち込むことも、甘えることになります。誰にも見せない弱い姿を見せられることによって、彼女が「なんだか可愛い」と感じるケースも少なくありません。それで優しくされれば心をリフレッシュさせることもできますから、一石二鳥です!
甘えるチャンスはどこにある?彼女の行動もよく見て!
彼女へ甘えることに慣れていないと、タイミングを逸して無下にあしらわれてしまうことになりかねません。おかしな言い方ですが、せっかく甘える言動をしてみた勇気がしぼんでしまうかもしれないのです。
高い確率で良い反応が得られるであろうチャンスはありますから、彼女の言動もよく観察しましょう。シチュエーションとしては、もちろん二人きりでいる時間。基本的には第三者の目がない場所で良いのですが、たくさんのカップルがくつろいでいる大きな公園などであればムードに乗ることができるかもしれません。
家の中で甘えるならば、彼女がなんとなくテレビを観ているときや雑誌を読んでいるときなど忙しそうにしていないことがひとつポイントです。どうしても思い切ることができなければ、お酒の力を借りることもアリですよ!
こんな例も?彼女に甘える男性のエピソード
彼女に甘えるという習慣がなければ信じ難いかもしれませんが、世の中には全力で彼女に甘えて「可愛い」と思われている彼氏が少なからず存在しています。そのような男子の傾向としては、とにかく愛情表現のストレートさが共通している印象。
こういった男性はまったく気にしていないのかもしれませんが、恥ずかしがらずに甘える感情もぶつけていることが彼女に受け入れられているのでしょう。実際のエピソードにも、いろいろなものがあります。
たとえばそばにいるときはずっと彼女が頭をなでていなければ不機嫌になる、ペットと彼氏のどちらが大事であるのかをしばしば本気で尋ねるなどなど。中には、一緒に寝るときに彼女が腕枕をしているといったようなケースも。もちろんそれが可愛い行動として許されるだけの関係性は築かれていなければなりませんが、こういったことも挑戦して良いのです。
「甘える願望」のある男性は多い?2chが貴重な情報収集先?
女性であればいざ知らず、男性で彼女に甘えたいという願望を表立って友達などへ相談することはなかなかできないもの。そこで実は、具体的な情報を収集する上でインターネット掲示板の「5ch」こと「5ちゃんねる」などが役に立つのです。
2ちゃんと言えば真偽のわからないような噂話などが好き勝手に繰り広げられているイメージですが、意外と実体験に関する話題が話し合われている場合も多くあります。どのように彼女へ甘えれば良いかという「ハウツー」だけでなく、実際に自分がどうしていて、彼女がどのような反応をしているかといった生の声を聞くこともできるのです。
それも一人の話だけでなく不特定多数の発言ですから、たくさんのヒントが得られるかもしれません。広い世の中、同じような悩みを持っている人はいるものです。
彼女へ甘えるようになった結果どうなった?
自分の殻をぶち破って彼女へ甘えるようになれば、彼女は知らなかった彼氏の一面へふれることになります。なんとか甘えてみようとして試行錯誤している様子からも、勘の良い女性であればその意図に気づいて「可愛いな」と思う場合があります。
いずれにしても、甘え方の度が過ぎて依存になってしまわなければ大丈夫です。彼女により深く知ってもらうと同時に、自分も甘えさせてくれる彼女の知らなかった部分へふれることになります。つまり、彼女に甘えることがお互いのお互いに対する理解をさらに深めることになるわけです。
どちらかが一方的に寄りかかるのではなく、その時々で甘えたり甘えられたり。お互いの「役割分担」が固定化されないことによって、カップルとして一歩先へ進んでいくこともできるでしょう。
どんな彼女にも女性としての本能があります
彼女に甘えてみたい男性は、心配せずに一度行動を起こしてみましょう。女性には、母性本能というものが備わっています。甘えてくる男性に対しても、母性本能がくすぐられるもの。特に普段は自信満々で仕事のときも格好良くふるまっている彼が甘える様子を見せれば、それに応えてあげたいという心理が生まれるものです。
いわゆる、「ギャップ萌え」というものですね。それに、「彼のこんな姿を見ることができる相手は私だけ」という優越感も。
言ってみれば大人の男性は彼女へ甘えるとき、「鎧」を外すことで少年へ還っています。その子どもっぽさが母性本能へ訴えかけるわけで、ひとつの魅力にもなるということ。甘えることが「武器」になるとは腑に落ちないかもしれませんが、これは「案ずるより産むが易し」ですよ!