彼女に依存する彼氏は意外に多い?その特徴や原因と克服法。

彼女へ依存する彼氏と聞くと男らしくないように感じられますが、草食系男子、女子力男子が増えている昨今では頭ごなしに否定することのできないものでもあります。

そこで改めて彼女に依存している男性の特徴やそうなってしまう原因、また克服するための治し方などをご紹介します!

本来のカップルは対等な関係であるべき

カップルは本来、彼氏と彼女とが支え合ってほど良い距離感で付き合っていくことが長続きするポイント。お互いをリスペクトし合う対等な関係であればどのような話題を出すにも気が引けることはなく、なんでも話し合って解決することができれば二人の関係性もより良いものになるはずです。

ところがそのバランスが崩れていると、「依存」という問題が。彼氏と彼女それぞれが一人の自立した人間であるべきところ、どちらかが相手へ過度に依存してしまうことが特徴です。原因はさまざまですが、何とかして依存が克服されなければ相手へかかる負担は重くなっていく一方で良い結果にはなりません。

適切な治し方をしなければ、関係が破たんしてしいまうことにもなりかねないのです。特にこのところ、彼女への依存というケースが増加しています。

こんなこともあるの?彼女に依存する彼氏の特徴

彼女へ依存している彼氏が目立ってきているとされる昨今ですが、そのような男性には傾向としていくつかの特徴が見られます。自分で彼女に依存するところがあるのではないかと気になっている男性は、該当しないかどうか気をつけましょう。

アンケート調査の結果によると、依存されていると感じたことがある彼女の割合は3分の1程度に及んでいます。3人のうち1人の彼氏には、このような特徴があるというわけです。依存は「甘える」と言い換えることができるのでしょうか、中にはマザコンの気がある男性が少なくありません。しかも、特徴としてそれを自覚していないことも目立つようです。

また、彼女へ連絡する上で自分の話ばかりをついついしてしまうという場合も危険。とにかく自分のことを聞いてほしい、認めてほしいという欲求が先行してしまうのです。仕事への一生懸命さに欠け特別に打ち込む趣味がないといった場合も、すべてが彼女彼女となりがちで良くない傾向となります。

彼女に依存させることになってしまう原因って?

「恋愛体質」と言えばそこまでおかしな感じはしませんが、その実が「依存」であるとなっては克服すべき問題。治し方うんぬんよりも前にまず、依存へ至る原因について把握する必要があります。

彼女への依存が起こる大きな原因は、人とのコミュニケーションを不得意とする男性が増えていること。対人関係をつくっていく上で適切な距離感がどの程度であるかわからず、踏み込みすぎて寄りかかってしまうことで彼女への依存ということになってしまうのです。

また家庭環境に問題があったというケースも少なくなく子どものころからさみしく一人で過ごす時間が長かった、両親へ甘えることができなかったといったことも彼女へ依存しがちとなる原因になり得ます。いろいろな思いをぶつける相手がいることで、潜在的にずっと抱いていた願望を無意識に叶えようとするのかもしれません。

依存される彼女の気持ちってどうなの?

彼女に依存する男性の心理はとにかく彼女を大事に考えているわけではあるのですが、その度が過ぎているという特徴も。さまざまな原因があるにしても、依存される彼女の側としてはいろいろな気持ちを抱くことになります。

特に付き合い始めのうちであれば四六時中一緒にいたい、とにかく彼女がすべてに優先されるという彼氏は彼女にとってもうれしいもの。ですがいつまでも依存が続くと、その気持ちも変わってしまうかもしれません。

どれだけ仲が良いカップルも夫婦にもそれぞれの「仕事」がありますから、一人で過ごす時間はあります。彼氏がそれを良しとせず依存し続けていると、生活が成り立たなくなりかねません。それに常に連絡を取り続けていたいといった感じであれば、信用されていないのではないかという思いがふくらんでいくことも考えられます。

少しなら大丈夫?気を付けた方が良い彼女への依存度

彼女ができた途端、友達との付き合いが全然なくなるという男性がいます。これは、何をさしおいても彼女が一番であるというあらわれ。

ただ、他のすべてをストップして彼女へ振り向けることは依存でもあります。やはり付き合いを軽視されることになる友達にとって良い感じはしませんし、彼女も過度に依存されることを望んでいないかもしれません。

何にしても依存しているという状態は、自分の中でさまざまなバランスが悪くなっているときに起こりがち。人生は恋愛だけでなく仕事に家族、趣味などさまざまな「要素」によって構成されています。彼女に依存している状態であれば、その他がないがしろにされていることに。トータルで人生を充実したものとするためには、依存を克服する方向性も考えていかなければなりません。

重度になると恋愛依存症?彼女の重荷になる?

彼女に対する依存が重度になっていくと、それがいつしか恋愛そのものに対する依存に変化しているというケースもあります。つまり恋愛しているというステータスが失われないように、彼女の存在をつなぎ止めようとするといった具合です。

彼女のことをわかっているのは自分だけ、自分しか力になることができないといった心理状態になることも恋愛依存の特徴。こうなると、彼女が思う通りにしてくれないことで気持ちのいらだちを覚えるといったように自分勝手な部分も目立ち始めます。

これでは、そもそもが彼女がどう考えているかということへまったく配慮していないことに。彼女にとっても、彼氏という存在が重荷にしかなりません。どういった治し方にしても、依存の状態を克服して適切な関係性を取り戻したいところです。

治すには自立するしかない?彼女への依存の治し方

人生の成長過程において、子どものうちは親へ依存しなければ生きていくことができません。それが学校生活を終えて社会へ出ていくにあたり、親から自立することになります。これこそが精神的な成長であり、これは恋愛についても同様。彼女へ依存している状態を克服するためには、自立へ向かうことが「治し方」となるわけです。

お互いにイーブンの関係となれば、彼女からのアクションも違ってきます。いつもはそれぞれができるだけ自分の力で努力して、つらいときにはお互い助け合う関係。つまりは「困ったときはお互い様」を地で行くことであり、依存を克服した先にどちらも気を遣うことなく自然のままいることのできる「理想形」が待っているのです。

そのための具体的な治し方としてはまず、彼女のことだけでなく主体的に自分の人生を生きてみることが依存の克服へ向けた第一歩。そしてその都度彼女の事情や心理状態について確認するクセをつけ、意に沿うことを前提として動くことが治し方として大切です。

男としての株も上がる?彼女に依存しない彼氏

彼女への依存から脱することができれば、間違いなく大抵のことは一人で成し遂げることができるでしょう。なぜかというと仕事がつらいとき、人間関係の悩みがあるときにもただ一人だけ味方でいてくれて受け入れてくれる存在が彼女。依存することには心地良さもありますが、それは「逃げ」であるということもできるのです。

依存を脱して自立したならば、困難から逃げることなく自分の力で立ち向かうだけの度量が備わっているはず。男として、一回り大きな人間になっているということもできます。おのずと、周囲からの評価も高まることに。

これは自分にとってのプラスになるというだけでなく、彼女にしても彼氏が人間として成長を遂げることは喜びです。「自慢の彼氏」になろうと自分磨きをすることが、ひいては彼女をハッピーにすると考えましょう。

彼女が依存してくるぐらいになれば万々歳?

彼女に依存していた男性が依存を克服すると、カップルの関係に逆転現象が見られるケースもあります。総じて彼氏に依存が見られる場合の彼女は、逆に自立しているタイプが目立つもの。だからこそ、依存してくる彼氏を受け入れることができるのです。

たとえば男性が束縛しているように見えても、心理的な主導権は女性の方にあるということ。その状態を脱して彼氏がしっかりするようになれば、彼女は「甘えても良いんだ」と思うようになります。つまり、それまでは依存してくる彼氏に対して少し無理をしていた部分があったのかもしれません。

かつては自分でしていたことでもあるのですから、まずはそれを受け入れることです。むしろ頼られるだけの存在になったということで、それは喜ばしいことでもあります。

一緒に高め合う関係を目指そう!

彼女へ依存しているという状態は恋人同士の関係として本当はゆがんでいるものであり、またカップルとして成熟していない状況であるということもできます。近年「男らしくあれ」といった考え方は時代遅れのようにとらえられることも少なくありませんが、優しくありながらも場面に応じて彼女をリードすることのできる男性はやはり輝いているもの。

依存の治し方は簡単なものではありませんが、乗り越えればより強い絆で結ばれた二人になるでしょう。お互いの存在がお互いを刺激することになり、一緒に高め合っていくことができるのです。

そこから、「結婚」という将来が見えてくるかもしれません。生涯にわたって一緒にいることのできるパートナーとなれば、最高ではないでしょうか?

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